1.なぜ英語が話せないのだろう?
皆さんは英語話せますか。普通の人は中学、高校の6年間は英語の勉強をしてますよね。大学を出れば合計で10年間、社会人になっても勉強すればもう10年間以上勉強しているのにしゃべれない。やっぱり教育システムがおかしいのでしょうね。①聞くー②理解するー③話す、という一般の会話の中で何かが致命的に欠けている。どこだと思いますか。どこが重要だと思いますか。
答えは③話す、です。①聞く、②理解する、はきちんとはわからないけど、ある程度は想像がつきます。でも③話す、は自分の言いたいことが英語では言えないからしゃべれない、だから会話ができない、だから積極的になれない、だから英語が上達しないのです。負の連鎖ですね。こう言う私もまだまだ英語がしゃべれません。仕事の都合上しゃべらなければならない機会が増えているにも関わらずです。これまで上達するために色々チャレンジしてきました。良いところ悪いところ、どうすれば良いのか何となく分かってきましたので是非皆さんにお伝えしようと思います。
2.聞くだけで話せるようになるなんて大きな間違え
世の中、間違えた情報だらけです。たかだか数ヵ月集中して英会話に通ってもしゃべれるようにならないと思います。極々レアな方の経験談が大袈裟にネットに流れているだけです。聞くことができれば話すこてができるという本質的な日本人の発想が間違えだと思います。話すことができないから聞くことができないというのが正しいと思います。まずこから変えていかないとダメなのですが長年の慣習でなかなか変えにくいみたいです。でももう一度言いますが、一生懸命聞いても話せるようにはなりません。
(1). 英語を話すポイントは?
口から英語を出すポインは?。そのためには頭の中の回路が日本語から英語に変わらなくてはなりません。例えば、英語で質問されて、日本語で回答を考えそれを文法に気を付けながら英語で答える、という回路ではいつまで経っても英語が口から出てこないと思います。英語脳に変換する必要があります。
(2). なぜタイ人は英語を話せる?
私は時々タイに行きますが、タイの人たちは英語でコミュニケーションが取れます。非常に訛りのある発音ですが、我々日本人よりはるかに英語でのコミュニケーション能力が高いです。学校で勉強する期間は、日本とさほど変わりません。では、なぜ彼らは英語が話せるのでしょうか。
それはタイの英語教育が会話中心であること、それとタイの国民性と思いますが、小さいことは気にしない、というところです。英語の知識は日本の方が上だと思いますが、コミュニケーション能力はタイが上です。タイの人は少し間違えたくらいは全く気にせず喋る、一方、日本人は100点の英語を喋ろうとする、この差です。
どんどん喋るタイの人は英語は上達するし、恥ずかしがり屋の日本人は喋らないから上達しない。ではどうするか。続きはPart-2で。